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ドイツ保守革命 |
ホフマンスタール/トーマス・マン/ハイデッガー/ゾンバルトの場合 |
青地伯水 編著/國重裕・恒木健太郎・友田和秀 著 |
2010年2月28日 |
定価:3200円+税 |
四六判・ハードカバー・256ページ |
ISBN:978-4-87984-277-0 |
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内容紹介
保守革命論を開花させたホフマンスタール、保守革命によってナチスと対決したトーマス・マン、その思想の重要な概念である「覚悟性」に保守革命の色を帯びるハイデッガー、保守革命的「ドイツ社会主義」に希望を託したゾンバルト。この四者の文学と思想から戦間期ドイツの保守革命に切り込む。本書の目次
多様な保守革命像??序文にかえて
第1章 ホフマンスタールの保守革命 青地伯水
『国民の精神空間としての保守革命』
ラングとホフマンスタール
ランツベルグとホフマンスタール
チャンドス卿と保守革命の射程
第2章 ジンテーゼを求めて??トーマス・マンと保守革命 友田和秀
一九二一年の保守革命
一九三〇年前後の保守革命
戦闘的人文主義
一九三七年の保守革命
むすび
第3章 マルティン・ハイデッガーと保守革命 國重裕
「保守革命」という時代の空気
「保守革命」の書としての『存在と時間』を読む
『存在と時間』における「死」
むすび
第4章 ヴェルナー・ゾンバルトの保守革命??「資本主義的精神」と「ドイツ社会主義」の精神 恒木健太郎
ゾンバルト、ナチズム、反ユダヤ主義
「経済の時代」批判
資本主義発展における恣意と自由なイニシアティブの興亡
「ドイツ社会主義」の精神と「ユダヤ的精神」
断絶と回収
あとがき
ご購入方法
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